桃は素手で収獲します

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山梨県一宮町で桃を作って販売しています。園主の赤尾誠です。
桃を収穫するとき、一番最初に目で桃の色を見ます。
全体が赤くなっていたら獲り頃です。
桃の色を見たら、今度は手で触って固さを確かめます。
色が赤くなっても、まだまだ固い桃です。
桃の表面には、細かいうぶ毛があります。とても柔らかくて見た目では毛があることがほとんど分かりません。しかし触ってみると肌が弱い人は、すぐにかゆくなります。
桃の毛ってかゆいんですよね。
桃を触った手で、かゆい所を掻くとその場所からさらに痒さが広がります。
中には平気な人もいます。
手袋をしないで素手で獲る理由は、肌で直接触って固さを感じ取るためです。
固さだけでなく、桃から感じ取る波動がなんとなく分かります。今が獲り頃だよと。
市場に出荷する桃も、発送でお届けする桃も固めのものを収穫します。
今までの経験を活かして、手の感触で確かめて収獲しています。
同じ品種の木は5本くらいあります。品種によって木の数は違います。
一本の木に集中して収獲し始めます。

一本の木を集中して収獲します。この木は日川白鳳です。
葉が多くて実が目立ちませんが、隠れたところに赤い実がたくさんなっています。
太陽に近い場所、木の上のほうから獲ります。

高い場所は脚立を使って獲ります。獲った桃はかごにいれて運びます。
一本の木になっている桃を端から全部一度に収穫するのでなく、ちょうど良い獲り頃の桃だけを選んで収獲します。一本の木で獲り頃の桃の収獲が終わったら、次の木に移ります。獲り頃の桃だけを獲るのを1週間くらい繰り返し、最後には”総もぎ”と言って、全部の実を収穫します。
1つの品種の木が5本あったら、5本の木をぐるぐると1週間かけて回っていきます。
今日の時点では、半分くらい収獲が終わりました。

赤く色づいた大玉の桃です。
赤く色づいた桃です。これが一番の獲り頃の桃です。
桃一個の重さは約250グラムです。
たっぷりの果汁と果肉が詰まっています。

ジュワッとジューシーな桃をあなたにお届けします!!
甘くて美味しい桃をあなたにお届けします。